千代田区 皮膚科 【飯田橋クリニック】
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蕁麻疹とは?

  • 皮膚に蚊に刺されたような赤みのある膨らみができ、数時間で消えます。多くの場合、強いかゆみを伴います。
  • 症状は皮膚の柔らかい部分に出やすく、日々出没を繰り返す場合もあります。
  • ヒスタミン作用で皮膚の血管が膨らむと、皮膚が赤くなり、血液の液体成分(血漿)が漏れ出し皮膚の赤みや膨らみが生じます。また、ヒスタミンはかゆみの原因物質でもあります。

蕁麻疹とは?

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蕁麻疹は何が原因なの?

  • 食べ物や薬物などに対するアレルギー反応や、気温の変化、動物、魚介類などとの接触、感染症など、その原因はさまざまです。
  • 疲労やストレスが原因となることもあり、原因不明のものも少なくありません。
  • わが国では、5人に1人の割合で一生のうちに一度は蕁麻疹を経験するといわれています。
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蕁麻疹の治療法は?

  • 蕁麻疹の原因である「ヒスタミン」の働きを抑える、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬の飲み薬が治療の基本です。
  • 蕁麻疹の原因が分かっていれば、原因を避けることが大切です。
  • 重症の場合には、ステロイド薬の飲み薬を使うことがあります。
  • 外用薬(塗り薬)が処方されることもあります。
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どんな点に気をつければいいの?

point 1 蕁麻疹は原因不明のことが多く、原因を特定できないことも少なくありません。
point 2 過労やストレスが原因となることがあります。
リラックスして規則正しい生活を心がけることが大切です。
  • 生活は規則正しく
    ストレスをためない
    過労・睡眠不足は避ける
  • お酒や香辛料、刺激物などはほどほどに
  • かゆい時は、患部を冷やす
  • 熱い湯は避ける(皮膚が温まるとかゆみがひどくなることが多い)
  • 患部はできるだけかかないようにする
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脂漏性皮膚炎はどんな病気ですか?

皮膚では皮脂腺から毛孔を通じて皮脂が分泌されていますが、この分泌が多くなった状態を脂漏といいます。脂漏を基盤として、紫外線やカビ(真菌)などによって皮脂が脂肪酸に分解され炎症を引き起こすことがあります。これが脂漏性皮膚炎です。

また、脂漏性皮膚炎を発症・悪化させるものとして癜風菌という真菌が関与していることが報告されています。この菌は脂を好む菌ですが、皮膚に普通に存在しているものです。ところが、脂漏性皮膚炎になると、この菌が異常に増える症例もあることがわかっています。

脂漏性皮膚炎はどんな病気ですか?脂漏性皮膚炎はどんな病気ですか?
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脂漏性皮膚炎とフケ症は同じ病気ですか?

フケは頭皮の老化した角質細胞がはがれ落ちるもので、生理的なものです。
普通はそれほど目立たないので、洗髪などで流されてしまい、気になるものではありません。しかし、何らかの原因ではがれ落ちる量が増えると、フケが目立つようになります。フケ症になると、かゆみを伴ったり、炎症が起こることもあります。

フケ症は体質的に皮脂の分泌の多い人がなりやすく、その大部分は脂漏性皮膚炎の軽いもの、あるいは前段階と考えられます。

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脂漏性皮膚炎はどこにできるのですか?

脂漏性皮膚炎のできやすい場所は、頭や顔などの皮脂分泌の多い場所(脂漏部位)や脇の下などの皮膚が擦れやすい場所です。

脂漏性皮膚炎のできやすい場所

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なぜ、脂漏性皮膚炎になるのでしょうか?

残念ながら、脂漏性皮膚炎の原因についてはわかってないこともたくさんありますが、いろいろな原因が影響して発症・悪化させていると考えられています。
最近では、脂の多い場所を好むカビ(真菌)の脂漏性皮膚炎への関与が注目されています。

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どうすれば治りますか?

脂漏性皮膚炎では、医師が処方するぬり薬やのみ薬だけでなく、日常から発症・悪化の要因を取り除くこと大切です。

■治療法
主にぬり薬を使用しますが、症状、状態によってはのみ薬を併用します。

※脂漏性皮膚炎は、かぶれ(接触皮膚炎)、尋常性乾癬アトピー性皮膚炎尋常性白癬などと間違われることがあります。自己診断をしないで、まず医師にご相談ください。

ぬり薬

ぬり薬は病変部を石鹸などで洗い、清潔にしてから治療します。
炎症がある場合、外用ステロイド剤あるいは外用非ステロイド性抗炎症剤を、症状や患部によって使い分けます。さらに、真菌に対して外用抗真菌剤を使用します。

>>ステロイド剤の詳細はこちら

のみ薬
かゆみが強い場合→抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤
細菌感染のおそれがある場合→抗菌剤
ビタミンの欠乏が影響している場合→ビタミンB2、ビタミンB6製剤
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日常生活で気をつけることは何ですか?

皮膚を清潔に
できれば毎日入浴し、低刺激の石鹸(シャンプー)を使って、丁寧に病変部(頭部)を洗浄(洗髪)し、皮脂、鱗屑を取り除きます。ただし、強く擦らないようにします。
入浴後は、病変部には外用薬剤、その他の部位には保湿剤を使用します。
また、ふだん、病変部をかかないように注意します。

食生活に注意

point 1 多くのビタミンは欠乏すると皮膚症状があらわれますので、とくにビタミンB群を多く含む食品を積極的にとるようにします。
  • レバー、しじみ、牛乳、ほうれん草、トマト、キャベツ、椎茸などを積極的に
point 2 皮脂分泌を高めたり、皮膚に悪影響を与えるような食品はとり過ぎないようにします。
  • 脂肪分、糖分、ナッツ、アルコール、香辛料は控えめに
point 3 便秘にならないよう、規則正しい食事をし(排便の習慣をつけ)、食物繊維の多いものをとるなど気をつけます。
  • 玄米、麦、まめ、野菜、いも、海草、きのこ、こんにゃく、果物などを積極的に

ストレスを避ける
ストレス、過労(睡眠不足)などは増悪因子となるので、規則正しい生活を心がけ、十分に睡眠をとるようにします。

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